リチウムイオン電池の火災事故防止について
- [初版公開日:2025年08月04日]
- [更新日:2025年8月4日]
- ID:14422
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リチウムイオン電池の発火
県内における昨年度のリチウムイオン電池が原因とみられる発火・発煙が過去最多の570件となり、火災事故となった県内の清掃施設では、現在も一部稼働不能となっています。
清掃施設での火災事故は、町民や清掃事業従事者の命に危険を及ぼし、さらには、住民生活に密接するごみ処理施設が機能不能となる等町の重大な損失に繋がります。
当町でも、リチウムイオン電池や収集したスプレー缶の発火が原因と思われる収集車両の積み荷火災が発生していますので、次の点にご注意願います。

注意点
■スプレー缶は必ず中身を空にして「燃えないごみ」としてごみ集積所に出すこと
■リチウムイオン電池は、「処理困難物専用袋」に入れてごみ集積所に出すこと
※絶対に可燃ごみや不燃ごみに混ぜて出さないこと
■リチウムイオン畜電池内蔵製品で電池本体と製品の分解ができない場合は、無理に分解せず、霞クリーンセンターに直接持ち込むこと
■リチウムイオン電池が膨らんで変形しているものは発火する恐れもあるため、ごみ集積所には出さずに霞クリーンセンターに直接持ち込むこと
※ごみを出す際のルールが徹底されない限り、火災事故を防ぐことは困難となりますので、リチウムイオン電池を廃棄する際には十分にご注意ください。

リチウムイオン電池を使用している可能性のある製品

上記以外のリチウムイオン電池使用製品で処分方法がご不明のものに関しては霞クリーンセンターまで問い合わせてください。

リチウムイオン電池の一時保管方法について
廃棄予定のリチウムイオン電池及びその使用製品を自宅等にて一時保管する際には、以下の点に注意してください。
・直射日光の当たる場所をさけること
・雨風による影響を受けない屋内で保管すること
※水と反応し、発火・発煙の恐れがあるため
・膨張・変形したリチウム蓄電池は耐火性の容器(金属製のお菓子の缶など)に保管すること
・電極が露出しているリチウム蓄電池及びリチウム蓄電池使用製品は、電極部を絶縁テープ等で絶縁処理したうえで保管すること


参考資料:日本容器包装リサイクル協会提供